06/11 ちょっと移動
昨日、ウブドから、ちょっと明石まで移動しました。距離にして5千キロ余り、時間は空港での待ち時間が長くて15時間ばかり掛かったのですが、あんまり旅行という感じでもないんですね。最近は。 服装はウブドを出た時のバリ柄のバティックのシャツ、フリーパンツにサンダルばきで、リュックを背負って、ぺたぺたと明石へ来たので、ちょっと隣の村へ、という気分でした。
ウブドは、このところ乾季で、雨がほとんど降らなかったのですが、日本では、待ってましたとばかりに入梅のようですね。 ウブドでは、ビラの前、後ろの田んぼが、そろそろ田植えに掛かるころで、耕運機が入って、作業を始めていました。 田仕事は、つい2,3年前までは牛による作業だったのですが、耕運機に取って代わられました。 スバック(水利組合)が近代化に取り組み、耕運機を所有者から借り上げ、田を順に回って耕しているそうです。
バリ島は6月から観光シーズンに入り、ウブドでもお客さんの姿が多くなり始めています。 このところ大型観光バスでパサールなどに乗り付けているのは韓国、台湾の人たちが多いです。 ハングルの案内板や店の看板もちらほら見えるようになりました。
ウブドの中の近隣の村の人たちがグループを作って、ケチャ・ダンスの公演を始めました。 一つは去年から始めているタマン村のグループですが、もう一つ、ビラ・ビンタンと同じスウェタ通りで、王宮から北へすぐのサンバハ村でも、この6月からケチャを始めました。 いずれも2年近く、毎週、夜の集会所で練習を重ねてきたもので、満を持しての登場であります。
サンバハのグループは初演から2回目を日本からのお客さんたちと一緒に見に行きました。 寺の大きな階段を利用した面白い趣向で、初々しいダンサーたちも好感が持てました。
というような次第で、しばらく明石に居ます。機会があれば、皆さんにお目にかかりたいと思っています。よろしくお願いします。
次回、ウブドへ移動するころには、ブントゥユン村のミニ・ジェゴググループも毎夜の練習で腕を上げていることだろうと楽しみにしています。