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2004年10月「ウブド村暮らし通信」

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10/04 インドの叙事詩

 多くの皆さんにテレビ放送を見ていただき感謝します。ちょっとお恥ずかしい姿をさらしましたが、あれが、ほぼ実像であります。番組の内容に関して、出演した側からいうと、バリのよさを出すために、あれも入れて欲しかった、これも入れて欲しかった、と欲が出るのですが、まあ、時間制限でやむを得ないんですかね。とりわけ私のケチャの名(迷)演?をカットしたのはなぜ?とディレクターさんにいちゃもんをつけているところでありますが・・・また感想などお聞かせください。
 インドのメンバーから、元気の出るメッセージをいただきました。お店の繁盛を願うとともに、ぜひ一度、訪問したいという思いが強くなりました。かねがねインドの芸能と東南アジアの芸能について、関心を寄せています。インドの古典長編叙事詩「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」がヒンズー教とともにジャワを経てバリ島やマレーシア、タイ、そして極東の日本へ、どのように伝えられたのか、それぞれの地域で、どのように受け入れられ定着していったのか、非常に興味のあるところです。バリでは影絵芝居、ケチャダンス、仮面劇などの筋書きはおおむね、この二つの物語に題材をとっています。インドでも同じような状況だと聞き及んでいるのですが、その類似点、相違点など、この眼で確かめたいと思っているのです。ぜひ、その辺の情報を聞かせてください。日本への影響については、神鳥ガルーダと思われる仮面劇がありますよね。この辺の事情をご存知の方があったら教えて下さい。

10/13 登場の友人たち

 この機会に、テレビ映像の中に登場する私たちの友だちを紹介しておきます。(良くご存知の方もありますが)先ずバリの音楽・ジェゴグ(巨大な竹の楽器を使った演奏)のグループはこのコテージがあるブントゥユン村の人たちで構成されています。縦の大きな楽器を汗びっしょりでたたいていた背中がスタッフのカデさん、ひげのおじさんが、このグループのリーダーで、うちのコテージの斜め前でサテ(焼き鳥)の店を開き昼間は炭火の前に座っているスウェチさん、隣が準スタッフのプトゥです。踊りもブントゥユン村の娘さんたちで村役の一人ストウさんの娘さんも混じっています。
 パーティーの準備では、うどん打ちで切っていたのがマネージャーのボンさん、後ろでチラッと映っていたのがスタッフのニョマンさんと、コテージのお客さんのドライバー役や電気工事などをやってくれるブントゥユン村の村役ストウさんです。パーティーの中で、ミーティングルームでうどんを掬っていたのが、ウブドでバーを開いている、しろうさん(この人はバリ島の知名人です。いつか改めて詳しく紹介します)その横がコテージの名義人のスワティさん、後ろにチラッと写ったのがフランス人のだんなさん、私と一緒にうどんを食べていた子どもたちは、カデさんの長男グストゥ君、ボンさんの長女アユミちゃん、ケンタ君たち。
 ヴァイオリンはウブドに住むベルギーの女性、ギターは日本人のだんなさん、そのほか日本人のコテージ経営者桜井さん、バリへお嫁にきた、たかちゃん、ともこさん、ブントゥユン村のスウェチさん、アルカさんたち、宿泊していたイギリス、ドイツの人たちも一緒に遊びました。
 もう一人、ワルン・タマンのマスター。私たちが食事に行った店で、右手にチラッと出てきました。この店も、いまや有名店になっています。改めて紹介します。中国系バリの人のマスターは腰痛に中国の薬をプレゼントしてくれました。
 以上ですが、ウブドへお越しの節は、スタッフや友人たちに、ぜひ会ってやってください。

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